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はじめに
これまで、おぢばで行われる「つとめ」について述べてきましたが、今回は、普段、皆さんの教会で勤めるおつとめ(月次祭)についてお話ししましょう。
01.一般教会におけるおつとめ
① 場所について
「かぐらづとめ」は、元なるぢばに据え置かれた「かんろだい」を囲んで勤められますが、一般教会においては、おぢばからお下げいただいた「お目標様」をお社にお祀りして、おぢばに向かって勤めます。
② 時について
おぢばでは、立教の日である10月26日と、教祖が現身をお隠しになった日である1月26日に大祭が、その他の月の26日には月次祭が勤められます。一方、一般教会では、おぢばからお許しを頂いた日に大祭(10月・1月)と月次祭が勤められます。
③ 道具について
「かぐらづとめ」では、主にお面と鳴物などがあります。この世元初まりのお働きを今にあらわす道具としてのお面は、元なるぢばのみで使用されますが、鳴物は一般教会でも用います。
④ 人について
「かぐらづとめ」では、みかぐらうたの第一節から第三節までを、この世元初まりの「十全の守護」をあらわす10人で勤めますが、一般教会では、6人で「座りづとめ」を勤めます。この「座りづとめ」は、かぐらづとめの理にならい、各教会でも勤められるのです。したがって、かぐらづとめに通じる心を運ぶことが大切です。
なお、それに続く第四節、第五節の「てをどり」の形は、おぢばでつとめられる「つとめ」と同じです。
第一節 「あしきをはらうて……」
第二節 「ちよとはなし……」
第三節 「…いちれつすましてかんろだい」
第四節 「よろづよ八首」
第五節 「十二下り」

「かぐらづとめ」と教会の月次祭のおつとめの違い
| かぐらづとめ | 教会の月次祭のおつとめ | |
|---|---|---|
| 場所 | かんろだいを囲んで立って勤める | おぢばに向かって座って勤める (座りづとめ) |
| 時 | 毎月26日 | おぢばからお許しを頂いた日 |
| 道具 | かぐら面と鳴物など | 鳴物など |
| 人 | 10人のつとめ人衆 鳴物9人、地方3人 | お手振り6人 鳴物9人、地方1~3人 |
02.おつとめの心構え
① 神ひとすじの心
「みかぐらうた」に
「なんでもこれからひとすじに かみにもたれてゆきまする」
(三下り目 七ツ)
とあります。教祖は、慶応2年に第一節を教えられる以前は「なむてんりわうのみこと」と、神名をひたすら唱えることを教えられました。これが信仰の原点なのです。人間思案や疑い心を捨て、ひとすじに親神様の思召に近づいていくことが大切です。
② おたすけの心
「おふでさき」に
「このつとめなんの事やとをもている よろづたすけのもよふばかりを」
(おふでさき 二号9)
とあります。「よろづたすけ」とは、人間の身上や事情だけでなく、農作物や自然環境、また社会の平和など、あらゆるたすけのことをいいます。
人間同士は「一れつきょうだい」と教えられます。私たちがお互いに真実の兄弟姉妹であることに目覚めたならば、人々のたすかりを願わずにはおれなくなります。そのような心で、自分の与えられたおつとめの役割を勤めさせていただきましょう。
③ 一手一つの心
「おふでさき」に
「はや/\と心そろをてしいかりと つとめするならせかいをさまる」
(おふでさき 十四号92)
とあります。おつとめの役割はそれぞれ異なりますが、一手一つに心を揃えておつとめをすることが大切です。その一手一つの陽気に勇んだおつとめにこそ、ご守護をいただけるのです。
「せかいをさまる」とは、「世界が治まる」ということであり、争いごとのない平和な世界をも意味しています。

また、おつとめについて教祖は、「このつとめで命の切換するのや。大切なつとめやで」と仰せになりました。
無い命でもたすけていただけるという意味です。お手振りや鳴物の人の心を揃えて、一層陽気に、一手一つに勤めさせていただきたいと思います。
- 神ひとすじの心
- おたすけの心
- 一手一つの心
03.かぐらづとめの理に学ぶ
人間創造時の純粋な心に立ち返る
親神様は、人間が互いにたすけ合う「陽気ぐらし」の姿を見て共に楽しみたいとの思いから、人間を創造されました。しかし、私たちは知らぬ間に心にほこりを積もらせてしまい、その陽気ぐらしができない状態になっています。そこで、この「かぐらづとめ」によって、人間創造時の珍しい働きを今にあらわし、私たちの心を澄み切らせて、親神様のご守護をいただけるようにしてくださるのです。
互いに立て合い、たすけ合い、一手一つとなる
「かぐらづとめ」は、10人のつとめ人衆が、かんろだいを囲み、それぞれ親神様のご守護の働きを手振りにあらわして勤めます。違う働きを持つものが、協力し合って心を一つにする、人間創造の姿をそこに見ることができます。
これは、私たちの普段の生活にも当てはまります。学校や社会には、誰一人として同じ個性を持つ人はいません。それぞれに違う個性や自分の長所を生かし、お互いに尊重し合い、たすけ合うことが大切です。
そのように皆が、一手一つとなるところに、陽気ぐらしの世界が立ち現れてくるのです。
今回の語り合いテーマ
グループを作って、次のような話をしてみましょう。
心の中で自分自身に問いかけてみるのも良いかもしれません。
- どこの教会(布教所、講でもいいです)に所属していますか?どんな教会なのか、紹介し合いましょう。
- おつとめに関して、心に残る思い出はありますか?
- 教会でも、家庭でも、どうすれば陽気ぐらしができると思いますか?
皆さんの声を聞かせてください
この連載は、私が一方的に話す場にしたくはありません。みなさんが感じたことや、ふとした疑問や「どうして?」と思ったことを、ぜひ聞かせてください。どんなに些細なことでも、まとまっていなくても大丈夫です。
素直な感想や疑問を、学生担当委員会の広報部まで届けてください。
みなさんの言葉が、この連載にとってとても大切なものになります。みなさんとのやり取りを、心から楽しみに待っています。
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