三二 「女房の口一つ」

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先生、こんにちは。今日は友達を連れてきました!

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こんにちは! はじめまして、ハルカです。

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こんにちは、ハルカちゃん。よろしくお願いします!

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こちらこそ、よろしくお願いします!
先生、私は女性に関係のある逸話を学びたいんですが、一緒に学ばせてもらってもいいですか?

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大歓迎です! それでは、今日は『稿本天理教教祖伝逸話篇』の、三二「女房の口一つ」に学ばせてもらいましょう。

今回のポイント
パートナーが表で働きやすいように、また、人からの信頼を得られるように、裏で心を尽くし手助けをする。それぞれに役割は違うけれど、一つのチームのように、相手が足るよう、立つようにと心を尽くすことが大切。

三二 女房の口一つ

大和国小阪村の松田利平(まつだりへい)の娘やすは、十代の頃から数年間、教祖(おやさま)の炊事のお手伝いをさせて頂いた。教祖は、
「おまえの炊いたものを、持って来てくれると、胸が開くような気がする。」
と、言うて、喜んで下された。お食事は、粥(かゆ)で、その中へ大豆を少し入れることになっていた。ひまな時には、教祖と二人だけという時もあった。そんな時、いろいろとお話を聞かせて下されたが、ある時、
「やすさんえ、どんな男でも、女房の口次第やで。人から、阿呆(あほう)やと、言われるような男でも、家にかえって、女房が、貴方おかえりなさい。と、丁寧に扱えば、世間の人も、わし等は、阿呆と言うけれども、女房が、ああやって、丁寧に扱っているところを見ると、あら偉いのやなあ、と言うやろう。亭主の偉くなるのも、阿呆になるのも、女房の口一つやで。」
と、お教え下された。
やすは、二十三才の時、教祖のお世話で、庄屋敷村の乾家へ嫁いだ。
見合いは、教祖のお居間でさせて頂いた。その時、
「神様は、これとあれと、と言われる。それで、こう治まった。治まってから、切ってはいかん。切ったら、切った方から切られますで。」
と、仰せられ、手を三度振って、
「結構や、結構や、結構や。」
と、お言葉を下された。

『稿本天理教教祖伝逸話篇』 50ページ
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先生、「女房」っていうのは「奥さん」のことですよね?
つまり、教祖は「妻は夫を立てなさい」と仰っているんですか?

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確かに昔は「妻は夫に尽くすもの。夫を立てるもの」なんて言われたりしていましたが、お道では夫婦は五分五分とお聞かせいただきます。

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男女平等っていうことですか?

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五分五分と言っても、男女それぞれの役割や徳分がありますので、全く同じということではありませんが、夫婦の間に優劣や上下関係はないということです。

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では、教祖は「内助の功(ないじょのこう)」について仰っているのでしょうか?

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ハルカちゃん、グイグイくるね(笑)
ところで、内助の功ってどういう意味?

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内助の功は、「陰ながら援助する身内の功績。特に、夫の活躍を支える妻のはたらきについていう」(『デジタル大辞泉』)っていう意味だよ!

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そうですね、それに近いかもしれません。
男女にかかわらず、相手が表で働きやすいように裏で手助けをしたり、パートナーが人からの信頼を得られるように裏で心を尽くすなど、それぞれに役割は違うけれど、一つのチームのように、相手が足るよう、立つようにと心を尽くすことが大切なのだと思います。

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なるほど。一つのチームだと考えればいいんですね。
教祖が「口一つ」と仰るように、言葉の掛け方一つで、相手をやる気にさせたり萎させたりしてしまうから、相手を輝かすのも腐らすのも、まさに「口一つ」なんですね。

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ところで、ハルカちゃん。インターネットの記事に、男性が喜ぶ褒め言葉の「さしすせそ」っていうのがあったんだけど、どんな言葉か分かる?

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えー、なに? 「さしすせそ」?

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そう! 「さしすせそ」!

さ「さすが!」
し「しらなかった!」
す「すごーい!」
せ「センス良いですね!」
そ「そうなんですか!」

なんだって。男の人は、こういう言葉を掛けられると喜ぶみたいだよ!

ハルカのアイコン画像ハルカ

男の人って、単純なのね……

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