第二章 たすけ一条の道① #06

フリガナを付けて読よみたい方は、
ボタンを「オン」にしてください 


はじめに

第一章だいいっしょう「おやさま」を終おえましたので、さっそくですが、第二章だいにしょう「たすけ一条いちじょうの道みち」に入はいります。
以前いぜんにもお話はなしましたが、教祖おやさまは、たすけ一条いちじょうの道みちとして、「つとめ」と「さづけ」を教おしえてくださいました。今回こんかいは「つとめ」について述のべていきます。


01.「つとめ」にこめられた親心おやごころ

第二章だいにしょう「たすけ一条いちじょうの道みち」の冒頭ぼうとうに掲かかげられている「おふでさき」をみんなで読よんでみましょう。

月日つきひにハせかいぢうゝハみなわが子こ たすけたいとの心こころばかりで(八はち 4)

「月日つきひ」というのは、ご存知ぞんじのように親神様おやがみさまのことをいいます。
つまり、全体ぜんたいの意味いみとしては「月日つきひ・親神おやがみにとっては、世界中せかいじゅうの人間にんげんはみんな我わが子こである。それゆえに、どうにかしてたすけたいとばかり思おもっている」ということです。

皆みなさんは自分じぶんの両親りょうしんと接せっするなかで、「親心おやごころ」というのはいったいどのようなものなのか、想像そうぞうできるのではないでしょうか。私わたしにも子こどもが3人にんいますが、どの子こも隔へだてなく、可愛かわいくて仕方しかたないし、特とくに困難こんなんに直面ちょくめんしている子こがいれば、どうにかしてたすけてあげたいと思おもうばかりです。

同おなじページにはもう一首いっしゅ、おふでさきが引用いんようされています。

つとめてもほかの事こととわをもうなよ たすけたいのが一いちちよばかりで (一六 65)

ここでは「つとめ」について触ふれています。
「一いちちよ」は、「いちじょう」(一条いちじょう)と読よみ、「ひとすじに、ただひたすらに」といった意味合いみあいがあります。
つまり、このお歌うたは「つとめは、ただひとすじに、たすけたいとの思おもいから始はじめるのである」といわれているのです。

教祖おやさまは、ひながた50年ねんの道みちすがらの中なかで、つとめの地歌じうたである「みかぐらうた」とともに、手振てぶりや鳴物なりものを、順じゅんを追おって教おしえられています。「おふでさき」を読よんでみても、つとめを完成かんせいさせることの大切たいせつさが、何度なんども繰くり返かえし教おしえられています。それほど、つとめには「人間にんげんをたすけたい」という親神様おやがみさまの親心おやごころが込こめられているのです。


02.「つとめ」とは何なにか

では次つぎに、「つとめ」の内容ないようを見みていきましょう。教典きょうてんに以下いかのくだりがあります。

このよふをはじめかけたもをなぢ事こと めづらし事ことをしてみせるでな (六号ろくごう 7)
このよふをはじめてからにないつとめ またはじめかけたしかをさめる (六号ろくごう 8)

このつとめは、親神おやがみが、紋型もんがたないところから、人間世界にんげんせかいを創はじめた元初もとはじりの珍めずらしい働はたらきを、この度たびは、たすけ一条いちじょうの上うえに現あらわそうとて、教おしえられたつとめである。即すなわち、これによつて、この世よは、思召おぼしめしそのままの陽気ようきな世界せかいに立たて替かわつてくる。

(『天理教教典』16頁)

「このよふをはじめかけた」というのは、「元初もとはじまりの話はなし」のことを指さしています。
第三章だいさんしょう「元もとの理り」のところで詳くわしく話はなしますが、親神様おやがみさまはそれぞれ道具どうぐを引ひき寄よせ、人間にんげんを創造そうぞうされます。それと同おなじ珍めずらしい働はたらきを、つとめによってこの世よに再ふたたび現あらわし、治おさめていくといわれます。私わたしたち人間にんげんの心こころが陽気ようきに勇いさめば、その心こころを受うけ取とられる親神様おやがみさまもお勇いさみ下くだされ、神人和楽しんじんわらくの陽気ようきが満みちあふれることになります。

このつとめは、つとめの意味いみを理解りかいしやすいように、四通よんとおりの呼よび名なをもって教おしえられました。

● つとめ人衆にんじゅうがかぐら面めんをつけるところから「かぐらづとめ」
● 世界せかいたすけのためのものであるところから「たすけづとめ」
● 陽気ようきがあふれ出でるところから「よふきづとめ」
● 人間にんげん宿やどし込こみの元もとなるぢばに据すえ置おかれた「かんろだい」を芯しんとして行おこなうところから「かんろだいづとめ」

と呼よびます。おぢばでは毎月まいつき26日にちに、「本ほんづとめ」が行おこなわれます。それは「かぐらづとめ」と「てをどり」の2つの部分ぶぶんから成なり立たっています。

「かぐらづとめ」は、先さきほども述のべた通とおり、「かんろだい」を囲かこみ、「元初もとはじまりの話はなし」(元もとの理り)によって、男おとこ5人にん、女おんな5人にんの10人にんのつとめ人衆にんじゅうが、かぐら面めんを着つけ、この世よ元初もとはじまりに引ひき寄よせられた方角ほうがくに位置いちし、親神様おやがみさまの十全じゅうぜんの守護しゅごの理りをそれぞれ現あらわします。(※図ず1参照さんしょう)一手一いってひとつに心こころを揃そろえ、「みかぐらうた」を唱和しょうわし、手振てぶりを揃そろえ、鳴物なりものに調子ちょうしを合あわせてつとめます。

続つづいて、「てをどり」は同おなじく鳴物なりものを用もちい、神殿しんでんの上段じょうだんで、男おとこ3人にん、女おんな3人にんの6人にんでつとめます。
「よろづよハはっ首しゅ」と、「一下ひとくだり目め」から「十二下じゅうにくだり目め」まであり、前半ぜんはん(よろづよ八はっ首しゅ〜六下むくだりり目め)と後半こうはん(七下ななくだり目め〜十二下じゅうにくだり目め)とに分わけられています。信仰者しんこうしゃの成人せいじんの過程かていを手振てぶりに現あらわしてつとめるものです。

おぢばでは毎月まいつき26日にちに月次祭つきなみさいが勤つとめられ、立教りっきょうの日ひ(天保てんぽう9年ねん10月がつ26日にち)を祈念きねんして、10月がつ26日にちに秋季大祭しゅうきたいさいが勤つとめられ、また教祖おやさまが現身うつしみをかくされた日ひ(明治めいじ20年ねん陰暦いんれき正月しょうがつ26日にち)をしのんで、1月がつ26日にちには春季大祭しゅんきたいさいが勤つとめられます。
また、元旦祭がんたんさいが1月がつ1日ついたちに、教祖誕生祭おやさまたんじょうさいが4月がつ18日にちに勤つとめられます。

毎月26日に月次祭がつとめられる

秋季大祭しゅうきたいさい【10月がつ26日にち】
立教りっきょうの日ひ(天保てんぽう9年ねん10月がつ26日にち)を祈念きねんしてつとめられる

春季大祭しゅんきたいさい【1月がつ26日にち】
教祖おやさまが現身うつしみをかくされた日ひ(明治めいじ20年ねん陰暦いんれき正月しょうがつ26日にち)をしのんでつとめられる

元旦祭がんたんさい【1月がつ1日ついたち】・教祖御誕生祭おやさまごたんじょうさい【4月がつ18日にち】


今回こんかいの語かたり合あいテーマ

グループを作つくって、次つぎのような話はなしをしてみましょう。
心こころの中なかで自分自身じぶんじしんに問といかけてみるのも良よいかもしれません。

テーマ
  • あなたが特とくに親心おやごころを感かんじたことは何なんですか?
  • 「かぐらづとめ」を拝はいしたことはありますか?
    「かぐらづとめ」について、人ひとから教おしえてもらったことはありますか?
  • なぜ、教祖おやさまはおつとめを教おしえられたと思おもいますか?

皆みなさんの声こえを聞きかせてください 

この連載れんさいは、私わたしが一方的いっぽうてきに話はなす場ばにしたくはありません。みなさんが感かんじたことや、ふとした疑問ぎもんや「どうして?」と思おもったことを、ぜひ聞きかせてください。どんなに些細ささいなことでも、まとまっていなくても大丈夫だいじょうぶです。
素直すなおな感想かんそうや疑問ぎもんを、学生担当委員会がくせいたんとういいんかいの広報部こうほうぶまで届とどけてください。
みなさんの言葉ことばが、この連載れんさいにとってとても大切たいせつなものになります。みなさんとのやり取とりを、心こころから楽たのしみに待まっています。

    お名前

    メールアドレス

    問い合わせ

    \学生会などで活用しよう/
    プリントしてまなぶ

    この記事をみんなにシェア!