第二章 たすけ一条の道② #07

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はじめに

これまで、おぢばで行おこなわれる「つとめ」について述のべてきましたが、今回こんかいは、普段ふだん、皆みなさんの教会きょうかいで勤つとめるおつとめ(月次祭つきなみさい)についてお話はなししましょう。


01.一般教会いっぱんきょうかいにおけるおつとめ

① 場所ばしょについて

「かぐらづとめ」は、元もとなるぢばに据すえ置おかれた「かんろだい」を囲かこんで勤つとめられますが、一般いっぱん教会きょうかいにおいては、おぢばからお下さげいただいた「お目標様めどうさま」をお社やしろにお祀まつりして、おぢばに向むかって勤つとめます。

② 時ときについて

おぢばでは、立教りっきょうの日ひである10月がつ26日にちと、教祖おやさまが現身うつしみをお隠かくしになった日ひである1月がつ26日にちに大祭たいさいが、その他ほかの月つきの26日にちには月次祭つきなみさいが勤つとめられます。一方いっぽう、一般いっぱん教会きょうかいでは、おぢばからお許ゆるしを頂いただいた日ひに大祭たいさい(10月がつ・1月がつ)と月次祭つきなみさいが勤つとめられます。

③ 道具どうぐについて

「かぐらづとめ」では、主おもにお面めんと鳴物なりものなどがあります。この世元初よもとはじまりのお働はたらきを今いまにあらわす道具どうぐとしてのお面めんは、元もとなるぢばのみで使用しようされますが、鳴物なりものは一般いっぱん教会きょうかいでも用もちいます。

④ 人ひとについて

「かぐらづとめ」では、みかぐらうたの第一節だいいっせつから第三節だいさんせつまでを、この世元初よもとはじまりの「十全じゅうぜんの守護しゅご」をあらわす10人にんで勤つとめますが、一般いっぱん教会きょうかいでは、6人にんで「座すわりづとめ」を勤つとめます。この「座すわりづとめ」は、かぐらづとめの理りにならい、各かく教会きょうかいでも勤つとめられるのです。したがって、かぐらづとめに通つうじる心こころを運はこぶことが大切たいせつです。
なお、それに続つづく第四節だいよんせつ、第五節だいごせつの「てをどり」の形かたちは、おぢばでつとめられる「つとめ」と同おなじです。

第一節だいっせつから第五節だいごせつまでの構成こうせい

第一節だいいっせつ 「あしきをはらうて……」
第二節だいにせつ 「ちよとはなし……」
第三節だいさんせつ 「…いちれつすましてかんろだい」
第四節だいよんせつ 「よろづよ八首はっしゅ」
第五節だいごせつ 「十二下じゅうにくだり」

「かぐらづとめ」と教会きょうかいの月次祭つきなみさいのおつとめの違ちがい

かぐらづとめ教会きょうかいの月次祭つきなみさいのおつとめ
場所ばしょかんろだいを囲かこんで立たって勤つとめるおぢばに向むかって座すわって勤つとめる
(座すわりづとめ)
時とき毎月まいつき26日にちおぢばからお許ゆるしを頂いただいた日ひ
道具どうぐかぐら面めんと鳴物なりものなど鳴物なりものなど
人ひと10人にんのつとめ人衆にんじゅう
鳴物なりもの9人にん、地方じかた3人にん
お手振てふり6人にん
鳴物なりもの9人にん、地方じかた1~3人にん


02.おつとめの心構こころがまえ

① 神かみひとすじの心こころ

「みかぐらうた」に

「なんでもこれからひとすじに かみにもたれてゆきまする」

(三下みくだり目め 七ななツ)

とあります。教祖おやさまは、慶応けいおう2年ねんに第一節だいいっせつを教おしえられる以前いぜんは「なむてんりわうのみこと」と、神名かみなをひたすら唱となえることを教おしえられました。これが信仰しんこうの原点げんてんなのです。人間思案にんげんしあんや疑うたがい心ごころを捨すて、ひとすじに親神様おやがみさまの思召おぼしめしに近ちかづいていくことが大切たいせつです。

② おたすけの心こころ

「おふでさき」に

「このつとめなんの事ことやとをもている よろづたすけのもよふばかりを」

(おふでさき 二号9)

とあります。「よろづたすけ」とは、人間にんげんの身上みじょうや事情じじょうだけでなく、農作物のうさくもつや自然環境しぜんかんきょう、また社会しゃかいの平和へいわなど、あらゆるたすけのことをいいます。

人間同士にんげんどうしは「一いちれつきょうだい」と教おしえられます。私わたしたちがお互たがいに真実しんじつの兄弟姉妹きょうだいであることに目覚めざめたならば、人々ひとびとのたすかりを願ねがわずにはおれなくなります。そのような心こころで、自分じぶんの与あたえられたおつとめの役割やくわりを勤つとめさせていただきましょう。

③ 一手一いってひとつの心こころ

「おふでさき」に

「はや/\と心こころそろをてしいかりと つとめするならせかいをさまる」

(おふでさき 十四じゅうよん号ごう92)

とあります。おつとめの役割やくわりはそれぞれ異ことなりますが、一手一いってひとつに心こころを揃そろえておつとめをすることが大切たいせつです。その一手一いってひとつの陽気ようきに勇いさんだおつとめにこそ、ご守護しゅごをいただけるのです。
「せかいをさまる」とは、「世界せかいが治おさまる」ということであり、争あらそいごとのない平和へいわな世界せかいをも意味いみしています。

また、おつとめについて教祖おやさまは、「このつとめで命いのちの切換きりかえするのや。大切たいせつなつとめやで」と仰おおせになりました。
無ない命いのちでもたすけていただけるという意味いみです。お手振てふりや鳴物なりものの人ひとの心こころを揃そろえて、一層いっそう陽気ようきに、一手一いってひとつに勤つとめさせていただきたいと思おもいます。

おつとめに欠かかせない三みっつの心こころ
  • 神かみひとすじの心こころ
  • おたすけの心こころ
  • 一手一いってひとつの心こころ


03.かぐらづとめの理りに学まなぶ

人間創造時にんげんそうぞうじの純粋じゅんすいな心こころに立たち返かえる

親神様おやがみさまは、人間にんげんが互たがいにたすけ合あう「陽気ようきぐらし」の姿すがたを見みて共ともに楽たのしみたいとの思おもいから、人間にんげんを創造そうぞうされました。しかし、私わたしたちは知しらぬ間まに心こころにほこりを積つもらせてしまい、その陽気ようきぐらしができない状態じょうたいになっています。そこで、この「かぐらづとめ」によって、人間創造時にんげんそうぞうじの珍めずらしい働はたらきを今いまにあらわし、私わたしたちの心こころを澄すみ切きらせて、親神様おやがみさまのご守護しゅごをいただけるようにしてくださるのです。

互たがいに立たて合い、たすけ合あい、一手一いってひとつとなる

「かぐらづとめ」は、10人にんのつとめ人衆にんじゅうが、かんろだいを囲かこみ、それぞれ親神様おやがみさまのご守護しゅごの働はたらきを手振てぶりにあらわして勤つとめます。違ちがう働はたらきを持もつものが、協力きょうりょくし合あって心こころを一ひとつにする、人間創造にんげんそうぞうの姿すがたをそこに見みることができます。
これは、私わたしたちの普段ふだんの生活せいかつにも当あてはまります。学校がっこうや社会しゃかいには、誰一人だれひとりとして同おなじ個性こせいを持もつ人ひとはいません。それぞれに違ちがう個性こせいや自分じぶんの長所ちょうしょを生かし、お互たがいに尊重そんちょうし合い、たすけ合あうことが大切たいせつです。
そのように皆みなが、一手一いってひとつとなるところに、陽気ようきぐらしの世界せかいが立たち現あらわれてくるのです。


今回こんかいの語かたり合あいテーマ

グループを作つくって、次つぎのような話はなしをしてみましょう。
心こころの中なかで自分自身じぶんじしんに問といかけてみるのも良よいかもしれません。

テーマ
  • どこの教会きょうかい(布教所ふきょうしょ、講こうでもいいです)に所属しょぞくしていますか?どんな教会きょうかいなのか、紹介しょうかいし合あいましょう。
  • おつとめに関かんして、心こころに残のこる思おもい出ではありますか?
  • 教会きょうかいでも、家庭かていでも、どうすれば陽気ようきぐらしができると思おもいますか?

皆みなさんの声こえを聞きかせてください 

この連載れんさいは、私わたしが一方的いっぽうてきに話はなす場ばにしたくはありません。みなさんが感かんじたことや、ふとした疑問ぎもんや「どうして?」と思おもったことを、ぜひ聞きかせてください。どんなに些細ささいなことでも、まとまっていなくても大丈夫だいじょうぶです。
素直すなおな感想かんそうや疑問ぎもんを、学生担当委員会がくせいたんとういいんかいの広報部こうほうぶまで届とどけてください。
みなさんの言葉ことばが、この連載れんさいにとってとても大切たいせつなものになります。みなさんとのやり取とりを、心こころから楽たのしみに待まっています。

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