「かしもの・かりもの」について考えよう! 3

親神様は、人間の陽気ぐらしを見て、神も共に楽しみたいと思召されて、この素晴らしき世界の中に、素晴らしき機能が詰まった身体一つをお貸しくださり、日々私たちを守護くださっています。

繰り返しになりますが、この世の全てのものは親神様の身体であり、絶え間なきご守護に満ち満ちています。その中でたった一つ、それぞれの人に、それぞれの身体として、親神様の身体の一部を貸し与えてくださり、しかも、共に陽気ぐらしを楽しめるように、親や兄弟姉妹、夫や妻、友人や同僚をはじめとする周りの人々まで用意してくださっている。これほどありがたいことはありません。

そして、陽気に楽しく人生を通ることが、「貸主」である親神様の思いであるわけですから、親神様のご守護を感じ、うれしいな、楽しいな、ありがたいなと日々周りの人たちと共に喜んで暮らすことが、親神様が「貸し甲斐があるな」と一番喜んでくださる生き方であり、最高のご恩報じなのだと私は思います。

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