窪田旬一「愛の話」

もくじ

「お金より大事なものあるよ」

ある日、家族とテレビを見ていた時のことです。チョコレートのCMが流れてきて、3歳の次男のある一言から話が始まりました。

次男:「お父さん、お金持ちになったらチョコレートいっぱい買えるかなぁ?」
私:「いっぱい買えるよ!」
次男:「じゃあお金持ちになりたい!」
妻:「いっぱい勉強したらお金持ちになれるよ」

それを聞いていた、携帯ゲームに夢中だった5歳の長男が一言言いました。

長男:「でもな、お金より大事なものあるよ」
私:「それは何?」
長男:「それは愛に決まってるやん!」

思わぬ回答に、私たち夫婦は大爆笑!

私:「どこで教えてもらったの?」
長男:「YouTube!」

という回答でさらに大爆笑したという我が家のおもしろ(?)エピソードを紹介させていただきました。

きっと、息子は愛が何か、どういったものなのか具体的にはまだ分からないだろうと思います。しかし、お金より大切なものがある、ということを知っていることに親としてほんとにうれしい気持ちになったと同時に、それを教えてくれたYouTubeさんに感謝申し上げたいと思いました。

神様からも愛を受けている

私も学生時代には好きな人ができて「あぁこの人のためならなんだってできる、何でもしてあげたいし、あれも買ってあげたい、この人に会うためなら、どんなことを置いてでも会いたい!」と思った時がありました。

相手が喜ぶと自分もうれしくなる。うれしいことがあった時に一番に報告したくなる、そんな気持ちこそがきっと愛なんだと私は思います。また愛にも親子愛や兄弟愛、人間愛などさまざまな種類があると思います。そして、私が特に大切だと思うのは、神様からも愛を受けているということです。

おふでさきの中に、

月日にハせかいぢううハみなわが子

かハいいゝばいこれが一ちよ

『おふでさき』第17号 16

とあります。

世界中の人間は親神様からすればみんな子どもで、いつも親心をかけて見守ってくださっています。ひたすらに子どもかわいい一条の心が親神様のお心です。

生きていれば、時には自分の思い通りにならなくて、心倒してしまうこともあるかもしれません。しかし、それは親神様からの愛情いっぱいのメッセージだと思います。よりよく幸せな人生を送ってもらいたいがためのお知らせなのです。

いつも、いつまでも親神様は私たちの味方でいてくれます。親心を存分に受けて学生生活を謳歌していただきたいと思います。

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