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新型コロナウイルスの感染拡大について考えよう

  • 2020年03月17日(火)

〈Happist〉をご覧の皆さん、こんにちは。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に進行し、国の内外を問わず、大小さまざまな行事・イベントが中止や延期となっています。さらには、学校も臨時休校となり、大切な卒業式さえも中止や規模縮小を迫られ、日本中いや世界中の人々がこの困難な状況の中で、大変な思いをされていることと思います。

こうした事態の終息はもとより、感染が確認された方々のご快復とともに、さまざまな困難に直面しておられる方々の、一日も早い平穏な日常への回復と、社会的・経済的な混乱の収まりを願うばかりです。

その一方で、「目に見えないウイルスのせいなのだから、仕方がない」と終わらせてしまうのではなく、「親神様の思召は、どこにあるのだろうか?」また、「この状況で、私たちにできることは何だろうか?」という視点で、今回の世界的な事情を、読者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

教祖が教えをお記しくだされた「おふでさき」には、感染症(コレラ、疱瘡)についても、その思召をお示しくださっています。

その「おふでさき」によりますと、かつて「流行り病」といわれた感染症の流行の背景には、親神様の子どもかわい親心ゆえのもどかしさ、残念な思いがあって、その思いを人間に知らそうとされているのだとお示しいただいています。では、親神様はいったい何を残念と思召されているのでしょうか?

そもそも、親神様が何もないところから、この世と人間をご創造くだされたのは、『天理教教典』(25頁)にあるように、「この世の元初りは、どろ海であつた。月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。」と、人間が陽気ぐらしをするのを見て、共に楽しみたいと思召されたからだということです。これを「元の思召」と言います。

陽気ぐらしとは、陽気な心、明るく勇んだ心で日々を暮らすことです。ただそれは、各々が自分勝手に陽気に過ごすことではなく、世界中の人間が親神様の子供であり、真のきょうだいとして互いに、たすけ合い、支え合っていくことをお望みになっておられます。

しかしながら、世界中の人間の多くは、この親神様のご真意を知らないゆえに、皆それぞれに我が身勝手な心を使い、隔てたり争ったりして、陰気な心ばかりを使っています。 

それでは、いつまで経っても、親神様が望まれる陽気ぐらしの世にはなりませんから、一日も早く、人間創造の元の思召を知り、心を入れ替えて陽気づくめの心になってもらいたいという切なる親心が現れているのだということでしょう。

では、いま私たちにできることは何でしょうか? やはり、第一には「おつとめ」です。「おつとめ」は、世界一れつをたすけるために教祖が直々にお教えくださったものであり、いつでも、誰にでもできることなのです。

自分の所属する教会に足を運ぶことができる方は、できるだけ教会に足を運び、「おつとめ」を勤めましょう。あるいは、近くの他の教会や教務支庁など、神様をお祀りしている所に足を運ぶこともできるでしょう。

日々のお礼を申し上げることはもちろんのこと、お願いづとめを勤めて、新型コロナウイルスの感染拡大が一日も早く収まり、病んでいる方々にたすかっていただけるよう心を込めて願わせていただきましょう。

また一つには、私たちお道の者が明るい心を持って、社会の人々と共に、この困難を乗り越えていけるよう、勇んだ心やたすけ合いを広げていくことが大切です。それにはまず自分自身が、勇んだ心やたすけ合う心を持って、実践していくことが肝心です。

今はまだ、大勢の人が集まることは難しい状況です。しかし、SNSなどを使えば離れたところにいる友達にも、人知れずたすけを求めている人々にも、何かを伝えてあげることができるかもしれません。こんな時だからこそ、取り組めることがあるのかもしれません。

最後に、お道では、「ふしから芽が出る」とお教えいただきます。樹木は硬い節の部分から新たな芽を出し、花を咲かすように、人生において現れてくる病気や困難な状況を「ふし(節)」と捉えて、苦しい状況の中にも親神様に心をつないで、ご守護を信じて陽気に勇んで通り、そこから喜びの花を咲かせるんだという大きい心を持つことが大切です。

今回のこの世界的な事情も、私たちが大きく成人させていただく「ふし(節)」と捉えて、この大ふしから芽を吹く姿をご守護いただけるよう、親神様・教祖に心をつないで、自分にできる陽気ぐらしの実践をさせていただきましょう。

Happist編集部


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