「立教182年 学生生徒修養会 高校の部」
終了直後 ―。
3年生の受講生3人に集まってもらい、学修の魅力をはじめ、いろんなことを聞いてきました!
ぜひ、最後までご覧ください!
受講生プロフィール
名前:淺井 道誠(あさい みちあき)
直属/教区:津/三重
受講回数:1回
参加したきっかけ:教会長である父に強く参加を勧められ、悩んでいると、母から「お父さんが呼んでるんじゃなくて、神様が呼んでくれてるんだよ」と言われ、参加を決意。
名前:古川 由梨(ふるかわ ゆり)
直属/教区:朝倉/熊本
受講回数:3回
参加したきっかけ:教会長である母から、高校まではお道の行事に参加してほしいと頼まれ、参加。特に初参加の時は「行く」「行かない」で毎日けんかをしていた。
名前:山口 照誠(やまぐち しょうせい)
直属/教区:中背/滋賀
受講回数:3回
参加したきっかけ:教会長である母から、誘いを受けるも「部活があるから」と言って断っていた。それでも「絶対に参加した方がいい」と言われ、しぶしぶながらも参加。
今回の学修では、何が一番楽しかったですか?
山口
僕は、キンボールがめっちゃ楽しかったです!
クラス全員が協力してやるので、一手一つにできているなあって感じました。
掛け声も面白いですよね(笑)「オムニキン!」って!
古川
意味分かんないよね! なに、「オムニキン」って(笑)
山口
クセのある子とか、「オムニキン↑」って語尾が上がるんですよね(笑)
そういうので、笑ったりしましたね!
このプログラムでクラスが一つになったという感じもありました。
古川
私は、「ひのきしん」が楽しかったです。
あれは、毎年楽しい!
学修って「青春したい人の集まり」って勝手に思ってたんですけど。
あの「ひのきしん」の時間は、マジで青春だなあって思います!
みんなで声出したり、暑い中、みんなで飲むお茶とか。
みんなで「ああ、うまい!」って言うのが楽しいです!
古川
あと、寮の何気ない時間もむっちゃ面白かった。
すぐに恋バナするし。
1日目の夜から恋バナしてました。
好きな人とか、カッコいい人とか。
みんな寝る前だから、寝不足ですよね。そのせいで(笑)
男子も恋バナするよね?
山口
あの子かわいいとか?
言ってたね。
淺井
自分も言ってた!
古川
男子も女子も恋バナで距離がギュッと近くなるよね!
学修に参加して感じた「お道の素晴らしさ」は?
古川
ここに来ると素直に「ありがとう」って言えるんですよ。
学校とかでも「ありがとう」はちゃんと言うようにしてるんですけど。
積極的に誰かのために何かしてあげようって思えるようになります。
なので、お茶注いだりとか、配ったりとか、そういうのが素直にできるし、いいところですよね。
あと、考え方です。
天理教ってめっちゃポジティブじゃないですか。
私は結構ネガティブ気質なんですけど(笑)
天理教の人はポジティブな人が多いし、そういう考え方は、お道の素晴らしいところかなって思います。
山口
基本的にみんな優しいですよね。
すごく居心地がいいし、自分を出せるみたいな。
そんな感じですね。
あったかいので。
学校は学校の良さがありますけど、たった1週間でね。
古川
たった1週間で泣けるってすごいよね!
山口
そういう意味でもこの場所はすごいなって思います。
淺井
朝夕の「おつとめ」は家でもするけど、あんなに意識して勤めることはないよね。
「家でするおつとめ」と「おぢばでするおつとめ」は何か雰囲気が違うような気がするし、みんなと一緒におぢばでするひのきしんも、普段と比べて何か雰囲気が違うような気がする。
古川
それ、分かる!
でも、おつとめは苦手だけどね(汗)
朝起きたくないし、早いし、暑いし……。
ズバリ! 学修の魅力は?
古川
自分を受け入れてくれるところですね。
学校でも、もちろん仲良い子もいるし、自分を受け入れてくれる子もいる。
でも、学修だったら自分の身の上話とか恋愛話とかもすぐ話せるし、天理教の人たちは「うんうん」って真剣に聴いてくれるじゃないですか。
それが私はうれしいです。
だし、自信も付きます。
言った後、「でも由梨はこうだからいいと思うよ」って返してくれるんで、私は自分を受け入れてくれる場所だなって思ってます。
だから、すごく居心地がいいです。
特に3回目は、家のような……。
「うちら1年くらい一緒にいた?」って思うほどの距離感で全部話せるし、受け入れてくれるからいいですよね。
みんな好きです!
山口
やっぱり友達が多くできるところですかね。
学修に来てる子って、みんな話しやすいんですよね。
他の班でも、班を飛び越えて新しい友達とかできたりするんで。
今回は友達がすごく増えましたね。
全学年で。
1年生の時につながった子が、今もつながっています。
温かく友達が迎えてくれる場所だと思います。
淺井
学修には、小さい頃から天理教で育ってきた子たちがいるけど、学校にはそんな子はあまりいないですよね。
だからこそ、学修でなら何でも言える。
古川
天理教のあるある話を言えたりする。天理教の子あるある話かな。
淺井
「神名流しが恥ずかしかった」なんてことも話したりしました。
まだ学修に参加したことがない高校生へ3人から伝えたいことは?
古川
学修に参加してる子って、積極的に学修に行きたいっていう子よりも、誰かに言われてしょうがなくとか、教会に生まれたからみたいな子が多いと思うんですよね。
うちもこんな「天理教してます」って感じだけど、全然天理教のことをまだまだ分からないし、一応やってるとか言っても、全然だし。
そういう子の方が多いと思うんですよ。
行きたくないけどしょうがなくみたいな。
でも3年間、私は行ったし……。
なんだろう。
やっぱりあるんですね。
学修には魅力が。
行った人にしかわからない魅力が。
だから、絶対行きたくないって人が多いと思う。
私も「天理教……、嫌いじゃないけど、そこまでは……」みたいなところも昔はあった。
だから、同じように思ってきた子も多いと思う。
だからこそ、私はそういう子に学修に来てほしい。
ちょっと変わって地元に帰れると思う。
考え方とか。
どう?
山口
わかる!
行ってみないと分かんないじゃないですか。
ホントに!
司会
「とにかく行ってみて」って言ってみてもダメかな?
古川
そういう子は絶対行かないと思う。
私はひねくれてたから。
「絶対行かない」って言ってて、しぶしぶ行ったんですけど(笑)
でも、何て言えばいいんだろ。
「楽しいから行きなよ」って言われても、楽しさの価値観って人それぞれだしってなるし。
そういう子って結構いると思うんですよね。
えー、何て声掛けよう?
淺井
うーーーん、難しいな(笑)
司会
じゃあ、「何が楽しかったの?」って聞かれたら、なんて答える?
淺井
キンボール!(笑)
古川
そうなの!?
そんな楽しかった?(笑)
優勝したの?
淺井
してない。
古川
勝った?
淺井
負けた。
古川
なにそれ!(笑)
淺井
負けたけど楽しかった。
古川
そんなに!
司会
楽しいだけでは学修には行かないかな?
古川
行ってみたら世界が広がる。
価値観が変わると思う。
そういうひねくれ者こそ行ってほしい。
大人になれるよって。
司会
まだ学修参加したことない子に言ってあげられるかな?
淺井
はい! 大丈夫です!
山口
行ったら大丈夫!
僕も最初は嫌だったけど、行ってみる価値はあると思う。
古川
こんな1週間はないよ!
絶対1週間知り合っただけで泣けないって。
泣きたいなら来なよ。
ご飯もおいしいよ、夜食もあるし(笑)
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
この記事を読んでいただいた皆様に
「学修っていいな」
「来年は学修行こうかな」
と、思っていただけたら、うれしく思います。
来年の「学生生徒修養会 高校の部」
ぜひ参加してくださいね!