泉裕一「“いらち”なお父さんの一途な思い 」

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“いらち”なお父さんの一途な思い

学生諸君! お父さんのことを疎ましく思ったり、イライラしたり、ムカついたりしていませんか? 大丈夫です。私もそんなあなた方にイライラしています。

「イライラしない子育て法」というものがありますが、果たしてイライラせずに子育てができるのか。できるわけがないと思っていました。

でも、実はできるそうです。私もそういったタイトルの本を読んで、その時は「なるほど!」と納得して、「早速実践!!」なんて思ってやってみるのですが、なぜかうまくいきません。なぜでしょうか。

そう、あなた方はそんなに甘くないんです。

名前を呼んでも返事をしない。あなた方が学校へ行く時に「いってらっしゃい」と言っても顔も合わせない。私が出掛ける時に「いってきます」と言ってもスマホに夢中。

これでもイライラしない人がいるのか?! イライラしない人がいるとしたら、それは親神様(おやがみさま)、教祖(おやさま)のお目にかなった、素晴らしいお方だと思います。

そこで私は考えました。「そもそもイライラするから子育てなのだ」と。「あえて『イライラしない』と、うたっていること自体、イライラすることを前提にしているのではないか」と思うことにしたんです。

だいたい自分の思い通りにいかないものです。イライラすることも、そんな心遣いになることも含めて、親神様が人間を造ってくださったのだから、それはある意味仕方がないこと。

とはいえ、親神様は、

「若い者寄り来る處厄介、世界から見れば厄介。なれど道から厄介ではない。道から十分大切」


『おさしづ』明治26年6月19日

と仰せになります。

皆さん方は、将来の道の大切な大切な宝です。

どうか、できるだけお父さんのイライラを減らせるよう、時々でいいですからスマホから目を離して「オト~サ~~ン」と呼んでください。お父さんは、ただそれだけで喜ぶと思います。私はあなた方(特にわが子)と優しく、笑顔で関わりたいのです。

お互い協力しませんか。そしてお父さんと仲良く「陽気ぐらし」の種をまきませんか。それがお父さんの一途な思いです。私もまず、6秒我慢(アンガーマネジメント)することから始めてみようと思います。

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