北嶋正直「引き算すると幸せが足し算されるかも!?」

もくじ

靴を履かない生活

先日、友人と居酒屋へ飲みに行った時、彼は靴を履かず靴下でやって来た。しかも雨の中。

追い剥ぎにでもあったのかと心配し、彼の話を聞くと「大学の授業で、引き算のワークを教えている教授がいるんです」と話し始めた。

「引き算のワークとは、自分の中で大切なものを1週間制限してみるワークです。例えば、スマホをやめてみたり、僕みたいに靴を履くのをやめてみたり、椅子に座るのをやめて立ち続けたり、右利きの人は右手を使うのをやめて左手を使い続けてみたり。普段の行動や生活習慣を1週間引き算する中に、どんなことを感じるのかを実験し、そこで得た気付きを最後に発表するんです」と教えてくれた。

その話を聞いた時、「とりあえず雨の日ぐらいは靴履けばいいのに」と思ってしまったが、喉の上まで出てきた声をゴクリと飲み込んだ。そして、雨の日に靴を履かずに過ごしてみた感想を聞くと、「3歩目には諦めがつきますよ」と言われた。やってみると気にならなくなるそうだ。彼の「引き算」を楽しんでいる姿を見た時、おやさまのひながたを思い出した。

何かを引き算すれば

おやさまのひながたの道は、まず貧に落ちきるところから始められた。困っている人々へ食料や衣服、田地、さらには家まで施され「貧のどん底」をお通りくだされた。しかもそれは、先ほどのワークのように1週間限定ではなく、十数年にも及ぶ長い道中だった。しかし、おやさまはそのような中でも心明るくお通りくだされた。

今の私たちには貧のどん底に落ちきることは難しいが、1週間限定で引き算のワークをすることはできる。その中で、もののありがたさや当たり前に過ごせる日常のありがたさ、そして親神様のご守護を感じられるのだと彼の姿を見て思った。

心を澄ます毎日を

現在青年会では、「心を澄ます毎日を。―ほこりを減らし、誠を増やす―」という基本方針を掲げ、人の良いよう・喜ぶよう・たすかるようという誠の行いを増やしながら「かしものかりもの」を心に治める日々を歩んでいる。おやさまのひながたを手本に、誠の行いを増やせるよう歩んでいきたい。

この記事をみんなにシェア!
もくじ